Joji 日本生まれのアメリカ人気アーティストを深掘り!

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皆さんはJojiというアーティストを知っていますか?

彼は日本生まれの今アメリカで大注目のR&Bシンガー、ラッパー。

彼の出したスタジオアルバム『Ballads 1』をリリースし、Billboard Top R&B/Hip Hop Albumsチャートで1位を獲得し、アジア人で初の快挙となりました。

独特な世界観を持つMVや切なく落ち着いたLofi的なサウンドがアメリカで大ヒットし今やアジア人を代表するラッパー、シンガーまで上り詰めたJoji。

最近ではGlimpse Of Us が大ヒットしたことによりさらにその名前を広めました。

今回はそんな謎多きアーティストJojiを深掘りしていきます。

そもそもJojiって?

Jojiは本名をジョージクスノキミラー。

オーストラリア人の父と日本人の母を持つハーフで1992年9月18日に大阪府で誕生。

高校は兵庫県のインターナショナルスクールへと進学しその後ニューヨークに移住します。

過激系YouTuber Filthy Frankとしての活動

Jojiはアーティストとして活躍する前から非常に有名でした。

彼は今でいう迷惑系Youtuber、ひょっとすると日本にはいないタイプの過激系Youtuberでした。

過激な動画をアップする人が必ず通る食べ物を無駄にする動画から、街中で奇怪な行動をする動画に、下ネタをモリモリに詰め込んだラップなどYoutube界で唯一無二の存在となります。

Pinkguyというオリジナルのキャラクターの人気や、数々のミームを世の中に残し、なんと2013年には彼のあげた動画と別の若者の動画により『ハーレムシェイク』というダンスブームを巻き起こます。

これに使われたバウアーの曲「ハーレムシェイク」はBillborad Hot 100で1位を獲得するなど、ミームとしての圧倒的人気を誇りました。

こうして次第に登録者は伸び名実ともに過激派Youberとして君臨していきます(2022年12月現在700万人以上のの登録者を抱える)。

2017年1月4日にはデビューアルバムの『Pink Season』をリリースし、Billboard Hot200で70位、カナダで61位を記録するなどこの頃から音楽活動でも結果を残します。

しかしストレス誘発性発作を引き起こす未公開の神経障害の影響も重なり2017年Filthy Frankとしての活動はやめてしまうことに。

そしてここからアーティストJojiとしてのキャリアが始まるのでした。

おそらく一番Pinkguyを感じられる動画たち

アーティストJojiとしての活躍

Youtube活動を引退したFilthy Frankは興味があり何度も動画にもした音楽の道へと進みます。

実はJoji名義でFilthy Frank時代も活動はしていましたがそこまで大規模ではありませんでした。

「今までは面白いものを作っていたが、今私は自分が聴きたいものを作るようになった」とインタビューで語ったように、過激で面白おかしいラップがメインだった音楽からより洗練された美しくローテンポな音楽を完成させていきました。

こういう過激路線からエモラップや自身の辛さ失恋について歌うところは、どこか同年代に活躍した伝説的ラッパーXXXTETACIONを彷彿とさせますよね!

そんな彼の躍進を支えたのがショーンミヤシロが立ち上げたアジア人音楽レーベル88rising。最も有名なインドネシア人ラッパー、リッチブライアンなどを擁するこのレーベルでJojiはその才能を開花させていきます。

88risingについてはこちらから↓

[大注目アジア人レーベル]88risingってどんな団体?
2015年日系アメリカ人のショーンミヤシロと馬正遠の2人によって創設されたレーベルCXSHXNLYが前身です。 2016年Youtubeで88risingとしての活動を始めます。 ちなみにショーンさんは日本語は全く話せないとのこと。

2018年5月にはYeah Rightをリリースし、Billboard R&B songsチャートで23位を記録し、彼はつのチャート入り。現在では1億回を超える再生回数を叩き出す代表曲の一つになっています。

大きな躍進のきっかけとなったYeah Right

そしてJoji名義で落ち着いたLofi要素の強い曲を次々と発表して行った彼は、スタジオアルバム『Ballads 1』をリリースし、Billboard Top R&B/Hip Hop Albumsチャートで1位を獲得、アジア人として初めての快挙となります。

そして2018年9月には代表曲となったSLOW DANCING IN THE DARKを発表。今では3.4億回をこえるメガヒットとなっています。

順調な滑り出しで次々とヒットを飛ばしていくJojiですが新型コロナウイルスの流行も重なりまだ大規模なツアーは行えないでいます。

Youtuber時代の過激さゆえか、それとも来日ライブをしていないせいなのかはわかりませんが、日本のメディアでは全くノータッチですが、間違えなくこれからのシーンを代表するアーティストの1人になるのは間違いありません。

また2022年にはGlimpse Of UsとDie For Youがヒットしたこともありアメリカではさらに知名度を伸ばしています。

まとめ

過激YouTuber Filthy Frankとしての活動からLofiサウンドを基本にした落ち着いた音楽を作るアーティストへと大変身したJoji。

まだ日本での知名度はありませんが、アジア人としてはかつてない規模でヒットを連発し、今やシーンを代表するアーティストへと成長しました。

今回まとめたこと以外のこともYoutubeチャンネルRapEJさんが説明しているので、興味を持たれた方は是非こちらも見てみてください!

最後までご覧いただきありがとうございます。

これからの音楽シーンを変えていくJojiみなさんも要チェックです!

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