[和訳] Steve Lacy “Bad Habit”
Steve Lacyはウエストサイドのヒップホップを牽引してきたロサンゼルスコンプトン生まれの24歳。まだ若いといっても彼の音楽キャリアは非常に長く、ギターを始めたのは7歳からで、2015年には3rdアルバム『Ego Death』が第58回グラミー賞のベスト・アーバン・コンテンポラリー・アルバムにノミネート。 そしてそんな彼が今回発表したこの曲は、何かアクションを起こそうとしても、舌を噛んでその思いをとめてしまう「悪い癖」(bad habit)についての歌。 「あなたが僕のことを求めてるって知っていたら」という切ない歌詞と心地よいサウンドで爆発的にヒットしました。 まだリリースされて半年ほどですが時代を代表する名曲になる予感のする曲で、アメリカではこの「あなたが僕のことを好きだって知っていたら」(I wish I knew you wanted me)は名リリックとしての地位を築きつつあります。